Flower Trip

旅ブログ

新生活 私の一人暮らし

私の一人暮らし

私の初めての一人暮らしは悲惨なものでした。

 若い頃、赤羽で7万5千円ぐらいのアパートを借りた。再就職するためにそこに借りたのだ。しかし、なぜか再就職先から内定を取り消されてしまった。

それからはアルバイトをいくつも掛け持ちをして過ごした。家賃がそこそこ高いので必死だった。

 食費もギリギリだった。最悪数百円とかしかなかったので米があると助かった。

そんな時に限って電気釜が壊れてしまい、ご飯も食べることができなくなって泣いた。次の給料が入るまで安い袋麺のラーメンを買い込んで3食それだけという日もあった。

悲惨すぎたのでギブアップして田舎に帰った。

 

おもしろい一人ぐらしも経験した。

2階建式になっていて、風呂トイレは別。家賃と光熱費で2万円程度というぼろアパートだった。そのアパートには妙な住人がたくさん住んでいた。

ネット動画でもやっているのか、オタクっぽいやつが一日中わけのわからないことを大声でしゃべっている住人。

電話をするときは必ずベランダに出て話すので話が筒抜けの住人。

よく女を連れ込んでいて「あんあん、うぅー!」という男女の声を飛び交わせる住人。お風呂場からもよく「きゃっきゃ」と黄色い声が聞こえていた。もしかしたら私の声も聞こえていたかもしれないが、安い住居ながら面白かった。

 

大阪のとある商店街の通りにある部屋に住んだことがあった。

窓を開ければいろんな商店が一望できた。目の前にはハムカツ屋があった。下には餃子屋だ。しかしこの部屋には妙な同居人がいた。ネズ公だ。ひっきりなしに天井裏をドカドカと元気に歩いていた。商店街だから無理もないか。ネズ公のいる部屋は貧乏神が付いていると聞いたので、引っ越すことにした。

いや、あの足音を聞くたびに鳥肌が立ってノイローゼになりそうになったのだ。

猫女のマリエが恋しかった。

 

賃貸にはよくお世話になった。

 

flow3r.hateblo.jp